2010年 08月 29日
ヤミ上がりの夜空に
「ダイジョブそうだね。」近所の常連達が様子見に来る。はい、ダイジョブです。ちょっとマッチ開けようかな、と言えば、夜はいつものように。
いつものように笑っているお客様たちも、最初は誰も知らない人だった。この小さな場所をきっかけに、仲良くなった人ばかり。照れくさいけど、「やさしさ」とか「思いやり」とかに似た、あったかい気持ちを持った人が集まってきた気がする。
「ここは、一の宮岬の灯台だからさ、消えてると、なんか寂しいんだよな」と常連。なるほど。灯りを頼りにいろんな方が寄港する。でも、あの気持ちが無い者は絶対に辿り着けない。
閉店後、ちっぽけなランプを眺める。
「灯台か…」
いつまでも灯せると、いいな。
・へっへ、ソウル聴いて酒飲むってのもキザかも。お気遣いありがとう!
・そのままでも暴れるんだから巨大化しないでください。誕生日だねえ。
・こないだはミネラルサンキュ。シャッター閉まってるのは業務終了なんです…。
・はい、ありがとうございます。深夜カラオケは慎みます。