2009年 03月 26日
B.P.オヤジ
以前常連とチョットしたイザコザがあった札付きのオヤジだ。その後、チョット冷たくあしらったのでもうこないかな、なんて思ってたが久々来店。他に客もいないので、ブックオフで買ったと言うマイルスデイビス流しながら雑談。そこへチトお疲れ気味のナさん。カラムとポンちゃんかわいそーなんでこっちだけで話すがオヤジのネパール話にポンちゃんチョイと絡む。彫りの深い顔。大きい耳。チョイと若々しい恰好。ただのヨッパライだが世のオッサンとチト次元が違う。オヤジに聞けば、バックパックで海外を旅してたとのこと。今の自分の年頃に旅したらしい。自分は35でB.P.やったが、上には上がいる。
閉店を告げると、「どこを旅した?」とオヤジ。「豪州」「アボリジニは地面に耳をつけて3キロ離れた仲間と交信できるんだ。雑多なメディアに惑わされて生きるのと、ヒトの根源にある力で生きること、どっちがスゴイ?」と真顔で言い、拳を差し出した。こっちも拳でコツン、と挨拶。「アディオス!」とにっこり笑ってオヤジは夜の街に消えて行った。いろんなヤツがいるなあ。