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再録1999

5/10 朝5:30頃、ハチに刺される夢見て目が覚める。インパシに乗り遅れると日本に帰れない、とゆう緊張感からか眠りが浅い。だらだらベッドにいてシャワー浴び、マイクラを返しに行く。隣の「月と6ペンス」は閉まっている。
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何年もここに暮らしてるような走りっぷりでレンタカー屋。オレに貸したデイブスペクターが応対。ウォッシャーのモーターが壊れてたこと、鳥が挟まって取れないことを告げるとウス笑いしてる。カンガルー撥ねてできた左のへこみにおやっ?という顔をしたが、「ま、いいでしょ」みたいな感じでクリア。ここで問題発生。デポジットの350$は現金ないので昼過ぎまで払えないと言う。オレは9:30には街を立つ。じゃあMailで送れとツッチーの住所を告げる。ダイジョブだろか?
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思い切って出来のいいファルコンのミニチュア買おうと思ってカーグッズ屋行くがやってなかった。営業車のホールデンを写真に撮る。

長旅でスゴく重たくなったカバン担いでイーストパースへ。ヒーコラ言って歩いてると淀川長治みたいなジジイが「ハリウッド行くから60¢くれ」とか言ってるが無視。
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電車で一駅のってイーストパース着。駅にはインパシに乗る客が集っている。ディーゼル機関車が「カーン、カーン」と鐘を鳴らしながら「インディアンパシフィック」とイーグルが描かれた客車を引っぱって入線してくる。先頭にゴツい機関車が連結しなおされると一緒に写真撮るヤツが群がる。オッサンも一緒に写っては子供のように喜んでいる。もちろんオレも写す。再録1999_f0171518_0192045.jpg
ファーストクラスの個室車両は左右両側に部屋があり、通路は狭く波打つように延びている。G10のルームNo.に行くとあ然。狭い!こんな狭いところに折りたたみ式の洗面台やトイレがついている。狭い!と感じるのは他の客も同じらしく「スモール!」「コンパクト!」と悲鳴を上げている。これで三泊はキツいかも。10:55定刻に心地よい警笛を鳴らし出発!

狭い、とは言っても慣れてしまえば居心地よく、足のばしたり、アグラかいたりしながら車窓の景色を眺めるのは楽しい。

食事は専用車両のレストランでとる。年輩者が殆ど。ファーストクラスは若造ではなく、老後を楽しむとか、子育ての終った夫婦がのんびり旅するためのものらしい。20:00にカルグーリー着。しばし列車は停車。オプションツアーの金鉱山見学に参加。厳重なフェンスのカギを外し、バスはゆっくり入ってゆく。モノモノしい。檻のような展望台から見ても暗くてよくわからないが目が慣れてくると、そこは途方もない規模で露天掘りしている金鉱山だとわかる。カルグーリーは豪で最大の金産出地だ。駅へ戻る途中、金鉱の重労働をする男たちを癒す娼館街があり、女たちがバスに手を振り媚びていた。怪しい雰囲気の街だ。

列車に戻ると個室は見事にベッドメイクされていて寝床ができている。横になって眠れるのはウレシい。さすがファースト寝台。遠い異国の星空の元、長距離列車に揺られながら眠りにつく。
by match_boxes | 2009-05-12 01:21 | 雑記 | Comments(0)

小箱なバーの毎日

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