2009年 06月 22日
いにしえ模型 プラモ再び
ほぼ一年近く、ブリキのクルマに首ったけだった。以前から好きだったのだが、プレミア付きの価格がどうにも気に入らない。ま、バラエティに富んだプラモがあるからいいや、なんて思ってたら原油高騰のあおりを受けて価格が急騰。おいそれとコレクションできない状況に。そこに、難有りならヤフオクで手頃にブリキが手に入ることに気づき、一気に傾倒してしまった。
ブリキに惹かれたのには訳がある。私が手に入れるのはジャンク品ばかりなのだが、どんなにヒドい状態でもカタチがある。丈夫なんである。それに比べプラモは壊れる。どんなに精魂込めて組んでもほっとくと細かいパーツが散逸してしまうことなどしょっちゅう。それに技術の向上で実に精巧になったがそれが反って食傷と感じるようになった。単純で頑丈。全てにおいて専門性が強くなってしまったいま、ブリキの素朴さはホッとする。
オークションのカペラはバンダイ1/20シリーズ初期の物。サニー、クーペ9とともに市場に出回ったのはわずかとのこと。車で捜しまくった頃に、ついぞ見つけることが出来なかった物だ。見てみたい。プラモの虫が騒ぎ出した。