2012年 12月 09日
小次郎のクリスマス
子供を助けて事故にあった小次郎(犬)が、神様の許しをいただいて可愛がってくれた飼い主に、人間の体(オッサン)を借りて会いに行く…っておはなし。
…それにしてもどうだ?このプロットは。吹き溜まりのような居酒屋、ツケで飲んでる客、職にあぶれてる客、売れない漫画家、主人公は家出をくり返すバカ犬…。どこかにないか?そーゆー店。
荒唐無稽なお話も、役者さんの熱演で引き込まれてしまう。お芝居ってすごいね。最小限の舞台道具だけで、役者さんたちの演技でお話の世界が出来上がるんだから。不覚にも泣きました。動物ネタは弱いのよ~って後ろの女性が言ってました。そうだねえ。
見終わった後にちょっとお茶。「マスター昔ネコ飼ってませんでしたか?猫が飼い主に会いたくて、オッサンの体を借りてネコ男として…」やめてくれ。
遥さん(役名)、ありがとうございました。面白かったです。ほんのりあったかいクリスマスプレゼントをいただきました。
ウチに戻ると、タロウがシッポ振って出迎えてくれます。見上げるその頭を、「よしよし」と撫でてやりました。
そうそう、
私はず~~っと稽古中、どっかのお店を連想してましたよ(笑)
私の第一声はまさにマッチで冬によく言う台詞。
勝手に台本をアドリブで変えちゃいました。
お忙しいなか本当にありがとうございました。
で、マスター・・・
やっぱり猫飼ってませんでした(笑)???